tekitoumemo’s diary

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【Azure】Custom Vision Serviceの触りを説明する


Custom Vision Service

AIブームに乗っかってAzureのCustom Vision Serviceを触ってみました。UIで使えるので、使い勝手が良く気軽に出来るためAIが身近なものに感じます。今回はすごく簡単にですが、CustomVision特有のものについて説明します。

Custom Vision Serviceとは?

去年にマイクロソフトから発表された新しい技術で、自分でAI作れまっせ!っていうやつです。今までは、マイクロソフトが人口知能を学習させてある程度使えるAIとして発表していましたが、Custom Vision Serviceはすごくマニアックな画像を学習させて独自のAIを作れちゃうよ!ってことで話題になっています。

例えばこんなAI作れちゃうよってのがわかる一例

アホだね。(褒め言葉)

すごく簡単に使えます!

まじで誰でも使えます!エンジニアじゃなくても。

簡単ですね。

APIの使い方

以下のリンク見ればだいたいわかると思いますが、CustomVision特有のパラメーターを説明します。
Custom Vision Serviceのドキュメント

Training-key
headerに設定します。CustomVisionをトレーニングさせるために必要な認証キーと言ったところでしょうか。こちらは[Account Settings]から確認出来ます。

Project Id
URLの一部に設定します。プロジェクト単位のIDです。CustomVisionは複数のプロジェクトが作れるのでこちらも必ず指定します。複数のプロジェクトが作れるので、「ひたすらとろサーモン久保田に似てる人を見つけるAPI」など状況に適したものが作れるのも魅力です。

iterationId
イテレーションと言い、日本語では「繰り返すこと、反復」でCustomVisionでは学習させた単位を指します。添付の画像のように5枚学習させたAI、10枚学習させたAIなど制度が一番高い学習単位でAPIが使えます。

iterationIdがどこにあるかわからなかったのですが、添付した画像のように引っこ抜いてきました。

使った感想

CustomVisionは学習させないと何も出来ません。なのでむやみやたらに「これは結婚式だぞー」って画像を学習させてたらバカな子になります(白い洋服着てれば結婚式っしょって言われます)。3歳ぐらいの子に「これは結婚式の写真だよ、これは白い洋服着てるけど結婚式じゃないよー」って教えてあげるのと同じ感覚です。僕は前者でガンガン学習させてたのですが、逆にどんどん精度が下がってしまい、学習させてるつもりが学習させられた感覚になってしまいました。GoogleHomeにしてもAIの技術はまだまだ人間の仕事を奪うに値しないレベルだと思っているので、残念ながらあと10~20年は働かなければいけなさそうです。残念!