tekitoumemo’s diary

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車のWebサービスを作った

先月末、「olcar(オルカー)」という車系のサービスを公開した。

 

 

今のところ個人売買のリンク集という感じ。車業界の悪いところを改善したいという思いで作ったので、段階を踏んで改修していく。

 

なぜ作ったか

単純に車に掛かるお金が高すぎるから。日本において車に掛かるお金でおかしな点が多く(後述する)維持するだけでもお金が掛かる。全ては解決出来ないが「車体の値段が高すぎる」という問題はolcarを通じで解決出来るんじゃないかと思っている。「くるまを身近に」がサービスのコンセプトだ。

 

車に掛かるお金はおかしい

日本において車に掛かるお金はおかしな点が多い。代表的なところで言うと、燃料の二重課税、古い車に課せられる重量税の増税エコカー減税という謎制度がある。燃料の二重課税は意味不明で話にならないが、重量税とエコカー減税は政府と企業が一丸になったビジネス戦略で、日本の景気に重要な車メーカーの利益を上げるために、購買を促して新陳代謝をはかるといった施策である。これらの制度から車は贅沢品という感覚になり、車検など車に関わるものがとにかく高くなっているのが現状である。まだまだおかしいと思う点は腐るほどあるが、この程度にしておく。

 

個人売買の闇

個人売買だからと言って業者より安くて良い車が手に入ると言った虫のいい話はない。よく言われている故障のリスクは個人売買で買うぐらいだからそのぐらいのリスクは考えて買うでしょぐらいに思っているが本当の闇はそこではない。個人的には「価格を提示しないこと」が一番の闇だと思っている。価格を提示しないメリットとしては言い値で価格が決まり、購入希望者の見えないところでオークションみたいなことが行われている。いわば闇オークションみたいなものである。olcarが認知されればこれは確実に改善できると思う。

 

技術

使った技術を紹介。

 

Nuxt.js

一番得意で好きなフレームワーク。UIフレームワークはVuetify、typescriptを採用。もしかしたらJamstackで要件満たせるんじゃね?と思ったが、サービスの性質上、Server Side Rendering(SSR)じゃないとダメだった。nuxtはなにをやるにしても明確な答えがあるから作るのが本当に楽。

 

ASP.NET Core

みんなの洋楽ランキングで作った機能を横展開出来るので引き続き採用。firebaseで作ろうと思ったが、みんなの洋楽ランキングで出来なかったことをやろうと思ったので諦めた。知見は貯まって記事書けたので結果的にはよかった。

 

 

Cloud Run

フロント、バックエンドともにCloud Runを採用。インフラはめっちゃ悩んでいて、はじめはフロントfirebase、バックエンドがGAEと考えていた。クラウドサービスは複数に跨がない、低コストで考えており、実現するとなるとAzureかherokuと考えていたが、cloud runの存在を知り採用した。課題はあるが、ひとまずは満足してるし、スケールも問題ないだろう。

 

Cloud SQL

GCPで統一したかったので自ずとcloud sqlになるが、高い。ここでもAzure、herokuに逃げそうになったが、ひとまず安いリージョンで対策した。

 

 

正直1ヶ月もあれば作れるレベルのサービスだが、モチベーションが続かず半年以上放置してしまった。ハマることが1ミリもなかったので、逆に工数が見積もれてしまいモチベーションが低下してしまったのもある。まぁ、なんであれ公開出来てよかったので、しばらくはマーケティングに注力しつつ、細かい改修をやっていく