開発体制を振り返る(2社目 Webベンチャー 後半)
1社目のSIerについてはこちら
2社目Webベンチャー前半はこちら
前回の記事では、モノを作ればヒットするの成功体験をもった傲慢な開発体制を書きましたが、当然流行り廃りがあり、みるみるうちに業績が下がっていきました。その成功体験が通用しないと皆が理解したときに出た対策がBtoCに提供したものをBtoBに出来ないかという浅はかな考えでした。さらにリストラや鬱になる人が増え、どんどん人が辞める事態。そのときの話です。
案件
BtoCの自社サービス
エンジニア数
5人ぐらいorz
関連人物プライオリティ
サポート >> 営業 > 開発
プライオリティ理由
BtoBにシフトしたことで営業が高くなると思いがちですが、あくまでも収益を上げてるのは既存のサービス。営業も業績を変えるほどの売り上げを確保出来ないのでこのような力関係に。
見積もり手法
勘
開発モデル
開発モデル詳細
開発がサービスを考える(なぜ?)
↓
営業が売れるサービスを作れと依頼する
↓
揉める
↓
とりあえず両者に最低限必要なものを考え出す
↓
期限がイかれてるのでとりあえず気合い開発
↓
テストもろくにせず、リリース
↓
顧客から苦情
↓
営業激おこ
↓
無限ループ
↓
開発しなくなる
↓
外注+辞める人続出(僕も🙋♂️)
稼働
月30〜100時間残業(常にこれぐらい)
成果物
プログラム
得た知見
開発はお金がかかること。
カオスな時期に新しい技術を導入しない方が良いこと(このとき主導でGit導入した)
周りに理解がある体制が一番大事
やりがい
辛い。
考察
BtoCと違い、顧客の声がダイレクトに来るので開発体制に見直しが入ったのは良かった。ただ、この状況だと開発が疲弊しているので新しい技術を導入するのは失敗。とにかく目も当てられないぐらい使いこなせない。この状況は「テストを増やしましょう」、「チェック体制整えましょう」レベルでいいのかも、何事もコツコツと💪