tekitoumemo’s diary

思ったことを書くだけ。長文版Twitter

承認欲求を大事にしている

ここ数年、承認欲求を大事にしている。

 

承認欲求(しょうにんよっきゅう)とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という願望

承認欲求って悪い言葉として認知されてるけど、この言葉を大事にしてから仕事で空回りすることがなくなった。というか仕事で承認欲求を満たさないことを意識している。

 

空回り

昔は認められたい意識が強く、余計な仕事したり気合いで納期より早くPR出したりしたが、めっちゃキレられたり空回りした。何がダメだったかというと、相手が求めてない仕事でさらに求めてない精度でくるから無駄な労力になっていた(精度良ければ良いのかというとそれは別の話)つまり自分のために仕事をしていて、まわりが全く見えてなかった。

 

気づき

いろんな経験を経て仕事は他人のためにやることで自分が認められるとか無意味(金を生まない)ということに気付く。悲しいことに仕事で認められるみたいなことってほぼ無くて「自分がいないと仕事が回らない」みたいなことは自分が勝手に作り出してる幻想に過ぎない。必要があれば手を差し伸べる、または助けてもらうぐらいのスタンスで良いんだなと。このスタンスになってから自己嫌悪に陥ったり、周りを妬んだりすることがなくなった(当然嫌いな人はいるので、みんな大好きだよみたいな性質とは全く別)

 

でも認められたい

まぁ、承認欲求無くしなさいよと言われても無理で誰もがこの気持ちを持っていると思ってる。承認欲求を満たすのは友達、家族、Twitter、インスタでもなんでもよくて、最低でも一つは自分という存在に価値を見出すことは必要だと思う。自分はプロダクト作りが承認欲求を満たす一つの要素で月に数万人が使ってくれるものを自分が作っている(自分のプロダクトが認められている)という意識を常に持っている。人に迷惑を掛けない承認欲求の満たし方というものを身につけると小さなことも気にならなくなるし、生きるのが楽になる。

 

なんとなくみんなやってるし、あたりまえなこと

ま、自分もインスタストーリーでリア充ぶってるけど多かれ少なかれTwitterやってる人や日常生活で友達家族に会って承認欲求を満たしてるのであたりまえのようにやってるよなと思うし、必ずやっていて欲しい。仕事は利害※1がダイレクトに絡むという点においてコンテキストが異なるので同じような振る舞いで上手くいかないし、そもそも満たす必要がないという今の考えのお話でした。

 

※1 承認欲求=出世欲になり、自分の中で解消出来ないという点においてコンテキストが違うと表現している。出世欲は大事だが、エンジニアにおいて客観的な視点で市場価値を測れるため、重要な要素ではないと考えている